インレー湖への旅
インレーは東シャン州にある高原の町です。
片足で舟を漕ぐインレー湖へ、インター族のお住まいインレー湖へ、行ってきました。
山に囲まれ、湖に頼って居住しているインター族の生活、または女性でも子供でも片足で船を漕ぐ場面はここしか見れないインレー湖のハイライトです。
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パラウン族 |
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新鮮なトマト、キュウリ |
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ナンパン市場の売り物 |
今日は、ボートでインディン遺跡まで移動してきました。移動中にナンパン市場へよってみました。
インレー湖の朝の市場(五日市場)もよく知られています。私は行った日は五日市場で最大のナンパン(Nam Pan)市場でした。新鮮な野菜、魚、お土産品、地元の商品などを扱う市場がたくさんの売り手や買い手でとても賑やかでした。お豆が安かった気がします。
市場を去って、インディンに続きました。インディン遺跡!!
入り口から遺跡まで参道からも行けるし、参道の横にある山道からも行けます。
晴れる季節ですと、山道から行った方は遺跡とふさわしいと思います。緑が多くある山道は遺跡を圧倒して、最高でした。
私は2つの味を欲しく、山道から行って参道から帰ってきました。
参道にはたくさんのお土産のお店が並んでいます。マフラー、ショール、シャンの服、ズボン、骨董品などそろっています。品質も悪くなくて、ショールとマフラーは一番安かったと思います。よい買い物でしたと、嬉しいです!!
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雨に濡れたばかりのインディン遺跡の美しさ |
インディン遺跡の帰りに「チャインカン」という織物湖上へ入ってみました。今はあちこち3、4件ほど蓮の工房はありますが、チャインカンは蓮を最初に収獲した村だったそうです。
蓮の茎の繊維で布を作るのは世界中でここインレーにしか無い。蓮の茎をひねり出すと切り口からクモの糸のような繊維が取り出せます。それを手のひらでころころとして糸にして行きます。
一枚のショールやマフラーができるため、数十万の蓮の糸が必要です。茎の収穫から糸の生産まですべてが手作業によるもので、丁寧に時間を掛けて掛けて織られておりますし、熟練の技術を要する貴重なものなのです。
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一所懸命、働いているおばあさん |
チャインカンの工房におばあさん達が一生懸命、働いてる姿は非常に感動させてしまいました。今の年齢に働けるのはあまりいないです。特にヤンゴンです。60歳を超えるお祖母さんなら働く人はあまりいないし、働く場もありません。
チャインカンのおばあさんたちへ、頑張って下さいませ!
インレーの水上栽培も面白いです。トマトの栽培がたくさん見ました。また、インレーの野菜も麺類もとっても美味しくて、肉より野菜が大好きな私にとって、どの野菜でも食べたくて、楽しい毎日でした。
今日は、インディン遺跡でツアーを終了しました。
明日は、奥インレーというサガーへ行ってきます!!
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奥インレー・サガー遺跡の入り口。雨が多い時期には水に囲まれて入れないときもあるようです。 |
サガーはボートで片道を2時間くらいで行きます。インディンと同じ雰囲気でここも遺跡です。遺跡が好きな人ならばおすすめします。奥インレーという名前通り、インレー湖の南部へずっと流れて行くとサガーに着きます。移動が長いため、まる一日の所要時間が必要です。インレー湖の観光は、だいたい日暮れる前に終了しています。なぜなら、ボートにライトがつけてないため、暗くなると移動はあまり安全ではありませんからです。
ボートは主な行動となりますので水が少ない4月と5月にはサガーへの移動が難しいです。
サガーから出てターカウン村にも寄りました。ターカウン・パヤーも面白いです。ターカウン村に着いたらお酒を造っている家族工業を見てました。酒造りとレストランも営業しているので、昼食はそこで食べました。食事はまあまあでしたが、自然がたっぷり感じました。
お米から造った酒で、20度、40度、60度、それぞれです。インレーも寒い地域ですので酒やワインは生活に欠けてはならないものだそうです。
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サガーへ移動中にあった、ターカウン・パヤー |
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ターカウン村のお家。白いレンガで建てられその地域だけにあるレンガです。 |
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ターカウン村のレンガ造りの工業 |
その次は、レンガ造りの工業も見学しました。ここも家族工業です。レンガの色は白く、普通の使っているレンガと違います。この周辺では写真の通り、このようなレンガを使って家を建てています。
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アボガドの木 |
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写真がよく写ってないですが、アボガドの実がたくさんなっている。 |
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アボガドサラダ。美味しかった♪♪ |
アボガドの木!!
ターカウン・パヤーの出口にたくさんの実が生っているアボガドの木を見ました。これは、はじめてです!ヤンゴンですとぜんぜん見れないですね。一本の木はここまで喜ばせると思わなかった。新鮮なアボガドジュースを飲みたいですと、思いながら次々と写真を撮ってしまいました。
ヤンゴンですと、アボガドはフレッシュジュースとして飲んでいますが、インレー湖ではサラダに作って食べています。初めて食べました。さっぱりして上品な味、美味しかった♪♪
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カックj遺跡。インレーの有名な遺跡。パオ族が所属しているものです。カックへ行く途中にワイン工場がある。 |
最終日、カック遺跡にも行ってきました。インレー周辺では有名な一つの遺跡です。2500もの仏塔が建つ荘厳な遺跡です。写真の通り、遺跡だけがポツンと存在してますので1日観光で満足できると思います。
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ニュンシュエのレッドマウンティンのぶどうワイン工場 |
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ニュンシュエにあるレッドマウンティンというぶどうワイン |
Red Mountain というぶどうワイン工場です。ミャンマー全土に発売しています。
たまたま、ワイン試飲会を行っているそうです。
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Aye Thayar ワイン工場のぶどう栽培。 |
これは Aye Thayara Wine というワイン工場。工場の近くに
葡萄栽培もある。
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自然がたっぷり残っている、ただの美しさだけではなく、少数民族の生活も覗けるインレー。観光地として最高!! |
観光も楽しめましたが、インレーの食べ物が一番、楽しめましたと思います。なんでもかんでも美味しくて、シャンのお料理は私の一番大好きなものになりました。たぶん、日本人のお口に合いそうです。
インレー湖は水上ホテルが増加して水がだんだん汚くなるのが残念です。また、4月、5月に水がなくなる問題も起きています。
今年の2015年6月にインレー湖をThe first Biosphere Reserve of Myanmarとしてユネスコに登録されましたので、今後インレー湖に対してより良い方法で保護しなければならなきゃ!!と思います。
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by ラインラインウェ |
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2015年6月27日 記 |
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