マグエ・ミンブー・シュエセットーへの旅 3
エヤワーディ・マグエー大橋とシュエセッドー
マグエの町とミンブーは、エヤワーディ河をはさんで向かいに位置する。その間をミャンマーで第2の大橋エヤワーディ・マグエ大橋(9898f約2970m)
およそ3kmもある長い立派な橋である。
★5月(2009年)に行ったモーラミャイン大橋が現在最長だそうだ。
★ ここでちょっとしたエピソードがあった。 初日 運転代行の若者が
橋の長さ8989f(シッコーシッコー)と言った。オシッコと覚えたが、、
宿のマネージャほかに確かめると(コーシコーシ)9898fだった。
★fは、フィート ミャンマー語でペイ 1fは約30センチ
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マグエー大橋 |
この橋を渡るとちょっとした大通りに店が数軒並んでいるが、それ以外はもう何もない町ミンブーに到着する。そこから、3時間なだらかな山岳地帯を3時間近くかかって、
シュエセッドーに到着する。その道は、そのまま辿るとヤカイン州につながる。 5,6年前に、もっと北にあるマグエ管区を西に突っ切って道なき道をチン州まで行ったことがある。知人がNHKの番組の撮影をヘルプしていて、陣中見舞いに押しかけたのだ。(チンに入るにはガイドつけることと、政府からの認可が必要)
さて、ミャンマーには、仏教徒のミャンマー人なら誰もが一生のうちに一度は参拝したいというパゴダがある。地方の人にしてみれば、ヤンゴンのシュエタゴンパゴダ。
チャイティーヨーパゴダなどがそれである。
シュエセッドーも、多分Best10に入る景勝地であり、仏教施設である。そのシュエセッドーにいよいよ到着した。大きなお堂の中に大仏が座している、天井にはたくさんコウモリ
が飛び交い、上の仏堂につながる階段はサルの群がいる
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セッドー仏像 |
パガンから1時間半で行けるナッ神の総本山ポパー山にも、たくさん
タチの悪いサルがいて、みかんを入れた袋ごと取られた経験がある。ここのサルは日本サルによく似ている。
親子でノミとりをしてるのも同じである。
シュエセッドーのハイライトは、「仏跡」お釈迦様の足跡が
ここの呼び物になっており。 2Mちかい「仏跡」様に敬虔な仏教徒はここに、金箔を貼り付けお祈りをしている。
内心ばかばかしいと思ったが、「ローマにいればローマ人のように」ということわざを思い出し、自分も金箔を貼った。マンダレーにも、お釈迦様が来て、今のマンダレーヒルから平野を指差して、ここに王都を築けと言ったとか、、、その「指差し仏像」が有名だけど。お釈迦様は、今から2500年も前のお方。
マンダレーに王都がわずか20年ばかり築かれていたのは、日本的に言えば幕末から明治にかけて、、、時代が合わんやん!!
今の学者さんの研究では、お釈迦様は、インド国内でも北東部しかお廻りになっていないというのが正解だろうが、、、ミャンマーのパゴダには、たとえばヤンゴンのボータタウン・パゴダには、モン族の商人がお釈迦様から聖髪をいただいて、それが納められている。
私も見たことがあるが、長い髪の毛が3,4本ガラス容器の中に入れられて
展示されている。まぁこれがミャンマー仏教の実態といったところでしょう。
このシュエセッドー夏季のお祭りのときは、川べりに仮説小屋が何百と建てられ、ものすごくにぎやかで清流で泳ぐ人も要るそうだ。
長年一度はここに参いりたいと思っていたので、大満足でマグエに戻ってきた。
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By ベーダー |
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2009年 11月1日 記 |
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