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カチン州の州都、ミッチーナへの旅です
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ミッチーナへのたび

 ミャンマーの最北のカチン州の州都ミッチーナに行ってきました。ミ(河)チー(大きい)ナ(そば)、という立地がそのまま地名になった街です。この大河のほとりの町は、その大河エヤワディ川同様のんびりした大木が街中においしげる、花々も軒先を飾るゆったりとした街です。鉄道のミッチーナ駅からもそれほど離れていない、XINGXIAN HOTELに宿泊しました。中国系のホテルで、興先賓館という中国名もあります。スタッフはすごく親切でした。実はヤンゴンのホテルで働いていたHから電話があって、「今、ミッチーナのホテルで働いているんです。一度遊びに来ませんか?案内しますよ。給料2倍出すとスカウトされたんです」それで知人がいると心強いし、次の週にはミャンマーエアウェー(UB)を予約して、Hには何も事前に告げずにやってきた街でした。ところがHは3日前に辞めてヤンゴンに戻ったとかで、「これも奴らしいな」と思いながらまったくの一人旅を楽しみました。

 ミッチーナの街には、ほとんど自動車が走っていません。農耕用のトラックターが街中を人を乗せて走っていたり、馬車、サイカー、三輪車、人々は自転車に乗って通学通勤しているようです。12月はミャンマーでは乾季ですので、朝夕はかなり冷えます。ミッチーナは冷えるよーと脅かされていましたが、ヤンゴンと同じくらいで、日中はそれでもかなり気温が上がります。女性は日傘をさして自転車を器用にこいでいました。ヤンゴン市内では危険でとても自転車で動き回れる街でありません。ましてや片手に日傘など無理ですので、こんなのんきなミッチーナの街がすっかり気に入りました。三輪車はモウラミャインやバゴーでも見かけて、その都度ミャンマーブログなどで紹介していますが、ここミッチーナの三輪車はまたすごくユニークです。三輪車は、三(トン)輪(ベイン)車(カー)トンベインカーと呼ばれていますが、ここの三輪車はオートバイを改良して作られています。中国から改良された形で輸入しているようです。ミッチーナ市内に100台以上のトンベインカーが走っているそうです。偶然乗ったトンベインカーに、「これでミッソンまで行ける?」と聞くと、「いけるよ、往復16000ksだよ」というので車の半額だと次の日喜び勇んで朝8時に出発しました。車で1時間半と聞いていましたが、三輪車ではなんと4時間もかかりました。穴だらけでこぼこ石ころだらけの山道、坂道では何度も車から降りました。余りのゆれに鉄柱を握り締めている手も痛く腰も痛い。次の日すぐに起き上がれなかった位です。結局帰りは行きよりは楽でしたが、街まで30分という所でパンクしてしまい、往復9時間のすごい旅になりました。安いつもりが結局高くついたということです。反省。しかし、それなりに面白かったです。

 ミッソンはミッチーナ最大のの景勝地です。ここに行かないとミッチーナに行ったといえないと聞いていましたが、日本にはよくある景色なので少しがっかりしました。それでもミャンマーでは珍しい清流が流れている所です。この地名も、ミッ(河)がソン(出会う)と地形がそのまま地名になっています。二つの河が出会って一つの大河になる所です。到着した場所から手前がマリカ河、向うがメカ河(カチン語で「カ」は川の意味だから、メカ、メリカだけのほうがいいかも)です。メカ河の方が水が澄んでいて、この河をここミッソンから小船で上ってゆくのが渓流くだりの醍醐味になっています。しかし、私は3輪車で来ていて、余りゆっくりするとミッチーナに戻るのが遅くなりそうなので、残念ながらこの船に乗りませんでした。少し下流には砂金を採っている場所もありました。川原は大小白くてきれいな丸い石がたくさんあります。もうひとつ特筆すべきは、ニャウンピン(菩提樹)の大木が堂々とした姿で人々を圧倒します。お釈迦様が瞑想して悟りを開いたのがこのニャウンピンの木の下といわれています。ヤンゴン市内でも大きなニャウンピンを見かけますが、こんなに大きくて美しいニャウンピン(ピンは木の意味)は、見たことがありません。

 ミッチーナに3泊しましたが、市場も覗いてみました。殆んどの商品が中国製品です。マンダレーに続きここもか!?といった感慨を持ちましたが、陸路で安い商品が大量に入ってくるのでしょう。市場にも先ほど登場したトンペインカーがたくさん駐車していました。夜になって目がすごく痛くなって朝起きると目がはれ上がっています。何かにかぶれたようです。知らない土地で眼科を探す羽目になりました。一戸建ての古びた家で女医さんに診察していただきました。その時父親の付き添いで来てた女性が、日本語を勉強していると話しかけてきました。偶然ですがトンペインカーでミッソンから戻るとき、短い距離同乗したカチン族でクリスチャンの女の子も、英語も日本語も勉強しているとかで、こんな北の町で日本語を学ぶ人たちがいたことに正直驚きました。

 さて、いよいよ3泊4日のミッチーナの一人旅も終わり空港に向かいました。飛行機で行ける最北地プータオへの便が1週間不通だったとで、ものすごい人です。私の便は今目の前にいる飛行機がプータオに行って戻ってからの搭乗になるそうで、空港で3時間待ちました。ミャンマーに来て本当に待つ事には、我慢強くなりました。待ってる時間に喫茶店で知らない人と話すのも、旅の楽しみというもの。不思議な事にヤンゴンの人よりもここミッチーナの人は、私のミャンマー語をよく理解してくれるので驚きました。よく分らないのですが、言葉というのは聞く側に、聞こうという姿勢が無いとなかなか通じないものです。ヤンゴンの人たちは、どうかしたら忙しすぎて、店の人なども不親切な人も多く、よく聞こうとしないから通じない場合もあるのです(本人の発音の悪さが一番の原因ですが)。やっと飛行場に入れて、チケットを購入するカウンターの後ろの壁は、すべてエイズに関係したポスターでした。こうしてミッチーナの一人旅は終わりました。

by 木村健一
2004年11月24日記
旅行:2002年12月末


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