ミッチーナーのミッソン


ミッチーナー(Myitkyina)町から車で約一時間強の距離にあるミッソンです。メカ(N’Mai Kha)河とマリカ(Mali Kha) 河が合流して、ミャンマーの主要な大河エーヤーワディ(Ayeyarwaddy River)になってきました。メーカ とマリカが合流したことで、ミッソンという名をつけました。『ミッ』は河の意味です。『ソン』は出会うの意味です。ミッソンからボートをチャーターして上ってゆくこともできます。宿泊施設はありませんが、軽食のように食べられる食堂はあります。
主な見所はありませんが、流れている河と川原にある白くてきれいな石、そして茂った樹木等のバランスがよくて、きれいな景勝地になっています。下流には砂金を採っている場所もあります。

ミャンマー・日本ボクシング対戦

ミャンマー・日本ボクシング対戦
ミャンマーボクシングと日本キックボクサーのチャンピオン対戦が5月2日と3日より行われる予定です。場所はトゥワナスタジアムです。組み合わせとしては
5月2日(土曜日)
Kurenai Toshiya Vs チェ・リン・アウン
Crazy Hill Vs トェ・マシ・ャウン 
5月3日(日曜日)
Samukawa Naoki Vs ロン・チョー
Jinnkawa Hiroaki Vs ソー・ンガ・マン
入場料は7000チャットと10000チャットです。
チケット発売場:No(174), Ground Floor, (35) Street Middle Block
電話番号 : :387650, 0951-29244, 0950-87979

勝間和代の「3毒追放」とミャンマー仏教

勝間和代の「3毒追放」とミャンマー仏教
2月にヤンゴンに来た友人が勝間和代の本を2冊くれた。勝間はカツマーという信奉者が急激に増えてきている 今最も旬な人。先日NHKスタジオパークに出演しているのを偶然見た。 美人である。慶応大学在学中に19歳で公認会計士の試験合格、21歳で結婚出産、 2度離婚を経験して今現在40歳で3人の娘の母で、経済評論家。 2005年に「世界で最も注目される女性50人」に選ばれる。
上記がざっとした彼女の経歴だが、彼女の著書の中に、 自分自身を成長されるための「3毒追放」を実行することによって、 飛躍的に自己実現が加速されたとある。 その「3毒追放」であるが、「怒らず、妬かず、愚痴らず」の3つである。 文字にすると簡単に見えるが、実生活でこの3つを抹消するのは、
かなり難しい。その本にはこの勝間の「3毒追放」のシールまで、付いている。 そのシールを日記やノート、壁などに貼って眺めていると、 勝間の著書には、「3毒追放」が仏教に基ずくとあるのが気になって来た。
11年前にヤンゴンに住み始めて、ミャンマー人に最初に教えら れたものに、ミャンマー仏教の「3つの戒め」がある。 ミャンマー語で「ローバ、 ドーダ、 モーハ」を慎めと言うものである。日本語に翻訳すると「欲、怒り、無知」を慎めとなる。 勝間の3毒と比べると、「怒り」のみが共通だが、人を妬くのは「欲」の裏返しだし、愚痴るのは「無知」から派生するものと言える。
今現在もっとも、ビジネスの最前線の指南書が、2500年前の教え仏教に基づいていることに、なにか不思議な感動を覚えた。

水掛祭りのマンダッ

水掛祭りのマンダッ
水掛祭りのマンダッ
水掛祭りのマンダッ
いよいよ水祭りが始まります。今年は13日~16日は水かけ祭りになり、17日は元日になります。暑さに負けないように遊ぼうと準備をして人々も多いですが、瞑想センターに行く人も少なくないと思います。写真はカバーエーロードにある水掛の臨時ステージ(マンダッ)の写真です。マンダッのスポンサーはT-Homeという電気製品会社です。ほとんどのマンダッは様々な会社からスポンサーしています。

山田邦子とミャンマー語

ミャンマー観光・ミャンマー語。ミャンマー生活
NHKプレミアムが見れるようになって、夜はすっかりテレビっ子である。以前のNHKワールドでも不足があったわけではないが、プレミアムになるとドラマや相撲放送、お笑いや歌番組も豊富に見ることができる。
それで何気なしに歌番組など見ていて、私が小学生の頃にハンサムなアイドル歌手でいまや60歳越えている歌手が老醜をさらして出演していたり、何十年ぶりに見るのに、同じ60歳代でもさほど変わってない人などさまざまである。ある日番組を見ていると山田邦子がゲストで出ていた。山田邦子は邦楽の番組の司会もやっているので、それほど懐かしい顔ではないが、彼女の一人漫談を聞くのは、久しぶりの事である。
まずは真っ赤なドレスで美空ひばりさんの「川の流れのように」を歌いながら登場。 赤いドレスはひばりさんの最初で最後のドーム公演で着用した衣装のパロディであることは分かる。そして漫談に入っていった。世界中の言葉で「I Love You」を言って見ましょうというのがテーマのような展開。会場のお客さんと掛け合いで、フランス語、イタリー語 ドイツ語 中国語 韓国語など主な言語が出揃って、「今日のお客さんは優秀ですね」と邦子が客席とのやり取りで、相当数の言葉が出てきてた。
最後から2番目にインドネシア語が出て、最後に邦子が、「それじゃ マイナーどころでミャンマー語でどういうか知ってますか?」と問いかける。会場「シーン」そんなの知るかと言う間があって、邦子が「チェーズーティンバーディ」と答えた。その「チェーズーティンバーディ」は、12年間この国に住んでいる私の耳にも、発音はかなり正確で、すばらしいと思った。
だが、しかしである。「チェーズーティンバーディ」は、I Love Youではない。「 ありがとう」である。ミャンマー語で、「I Love You」は、チッデェ だ。ふつうミャンマー語で「私」は「チャマー〔女性言葉)」あなた「シン」を、愛の言葉の時使わない、使わなくても分かる時にしか、チッデェは、使われないのだろう。
チッがLoveに当たる。デェは、「です、ます」の意味である。しかし、何気に見ていたNHKの番組に、いきなりミャンマー語が登場して驚いたしだいである。
Photoは、
本文とは関係ないが、ヤカイン州のミヤウの丘の上のひなびた名もないパゴダ。