ヤンゴン市内のトゥワナー地区で火事があったと思ったら、2月25日にマンダレーで大火事があった。 直ぐにヤンゴンのラインタヤー地区、北オカラッパ地区でも火事が連続して起こった。 2年位前にもヤンゴンの北部で大火事があった。火災保険など無いに等しい国だから、その日から生活に困る人が大勢いると想像される。
マンダレーの火事は翌日の新聞によると、午前8時半ヤダナーボン市場で、電線のショートで火事が発生し、まだ市場がオープン前だったので21名のけが人が出たこと。市場の1階部分だけでも、1293軒もの小さな店舗が全焼。7階建ての建物で一般に「スカイウォーク」と呼ばれている。上階には英語塾や日本語塾も入っているそうだ。
それでマンダレーの友人に電話でいろいろ様子を聞いてみた。新聞には死者はいないと書いてあったが、友人の話では正確な数字は分からないが、60名くらい亡くなっているらしいと、、、。 英語塾やコンピューターの塾は早朝7時の時間帯から授業があり、市場自体はまだオープンしていないものの、塾に通う学生達がずいぶん被害にあっているようだ。
また、多くの経営者が月末で金が入用な時期である。中国系の経営者などがドルを両替したり、金を両替したりして、2月末にドルと金の価格がかなり下がっている。
何故最新のビルで電気のショートで火災になったのだろうか? ヤンゴンでも電線が鳥の巣のように絡まっているところがある。 またヤンゴン周辺の地区では、ろうそくで生活している住民もいて、小さな家屋が密集している地区もある。ろうそくの火から大火事になることもある。
これは自分の家族だけが気を付けれ、回避できるものではないので、窓から街並みを見ながら、深いため息一つ。