シュエセッドー・パゴダがある川原に1年に数ヶ月だけ出現する幻の町
タウンドゥインヂーにあるヤカインパゴダ 修復中で、すでに70メートル以上ある。ここまで高いパゴダは、パガンにも存在しない。又時代もパガンより古い
2世紀から4世紀にかけて栄えたピュー族のベイタノー遺跡
5泊6日のミャンマー国内旅行から戻ってきた。2010年度の初旅行になる。
今回の旅行はヤンゴンを基点に、ミャンマーを上空から見たとして、マグウェを西にネーピードゥを東に逆三角形になるコースを時計回りに回った。
マグエ→ベイタノー→ネーピードゥ
↑ ↓
ヤンゴン
ベイターノの東に、タウンドゥインヂーという古い町がある。この町にも修復中(2012年完成)の巨大パゴダがあった。歴史的にも規模的にもミャンマー有数のパゴダである。
偶然立ち寄っただけだが、修復現場の役人に話を聞くと相当古いヤカイン族のパゴダで、これまでに本やガイドブックでも取り上げられたことがないと思う。
ココからネーピードゥまではなだらかな低い山を、少し上っては少し下り、右に左に回りながら4時間山中をジープで巡りながらたどり着いた。
マグウェからだと西から東に、ネーピードゥまで6時間の行程である。
今回の目玉というか目的は、ビルマ族がこのミャンマーという土地に出現する以前に栄えたピュー族の遺跡ベイタノー(2世紀から4世紀)に行くことだった。
同行者の友人(ジープの持ち主で運転者)の好意で2日間にわたって、この遺跡に行けた。
又去年の10月に行ったばかりのマグウェだったが、4日間滞在して町を回ると、以前は小さな町という印象だったが、ぐるぐる回るとかなり大きくて、ネットカフェが15軒、経済大学以外の大学は全部あるという大きな学園都市であることも分った。
やはり1度来ただけで、すべてが分るわけでもないし、通り過ぎただけの旅行記がよく間違いだらけなのは、その辺に原因がある事も今回痛切に感じた。
ミャンマー人が一生のうちに一度は行きたいシュエセッドー・パゴダも、前回10月には無かった川原に幻の町が出現していた。
祭りは3月と聞いていたので、何も期待しないで友人が行きたいというので同行しただけだったが、祭りは1月17日から5月まで開催されとかで、祭りまで1週間というので、すでに来ている参拝者もいた。
その祭り期間中は1万人の町になるという「幻の町」が川原に建設中だった。長さ15メートルほどの橋も4箇所すでに造られている。
そして祭りが終わるとすべて取り壊される。故に期間限定の「幻の町」といわれる所以である。きちんとした計画もしないで行った旅だったが、思いがけず収穫の多いものになった。
詳しくは、ゆっくり報告してゆきたい。