津軽三味線のコンサート

ミャンマーの津軽三味線のコンサート
昨日2月6日。  元NIKKO Hotel 今現在 タイ資本のChatrium Hotelになって、初めて行った。 歩いても10分もかからない距離にある。そのホテルのバウホールで、「ジャパン メコン交流年」の第1弾として、青森県から津軽三味線の2人組みの女の子、「あんみ通」のコンサートが午後3時から開催された。 開場は席が足りなくて、イスを追加するほどの盛況で、300人近い観客が演奏を楽しんだ。
2人とも津軽三味線の数々のコンテストで優秀な成績を取った2人組で、1人がボーカルもかねる。声量豊かで、ミャンマーでもヒットしている「花」という曲を、日本語とミャンマー語で歌って、ヤンヤの喝采を浴びていた。



何でも、ミャンマーには今回で3回目だそうだ。タイなどにも何度も公演に行っているようで、披露された曲の中に、「クルンテープ」という曲があった。 クルンテープは「天使の都」という意味で、地元のタイ人はバンコクをこう呼ぶ。この曲を演奏する前に、あんみ通は、「ミャンマーに来て、ミャンマーの人の笑顔に接すると本当にほっとします、そんな思いをこの曲にしました」というのは、かなりリップサービスだと思う。 タイのイメージで作られたことは題名からも察せられる。
途中ミャンマーの伝統楽器 竪琴演奏のウ・ラインウィンマウンの演奏も、すばらしかった。繊細で綺麗な音色の竪琴と、力強く撥さばきでロックの曲も演奏できる津軽三味線と、本当に同じ弦楽器とは思えない2つの音色を楽しむことが出来た。あみん通が、「三味線は弦が3本しかないんです。ミャンマーの竪琴は弦がたくさんありますね。うらやましいです」と言うと、会場から笑いが起こっていた。
この竪琴演奏も実にすばらしかった。私は過去、観光地のレストランとかの竪琴演奏や、ストランド
ホテルのロビーなどで演奏される竪琴しか聞いたことがなかったので、このように本格的な演奏に接して、その精妙で幽玄な竪琴の音に聞き入ってしまった。
(いただいた パンフレットによると)
三味線の皮は今は犬の皮を使うそうで、その原料が東南アジア、ミャンマー産の犬の皮もあるそうな、また、三味線も竪琴も、ボディはかりんの木から作るそうである。これからも、ミャンマーと日本の友好の催しがたくさん企画されていると、日本大使もスピーチされていたので、非常に楽しみである。

「津軽三味線のコンサート」への2件のフィードバック

  1. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB5; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322)
    津軽三味線でロックなんてかっこいいですよね。以前会社の同僚で尺八でビートルズナンバーの演奏を聴いたときは感激しました。ヤンゴンのニッコウホテルはJALホテルシステムズが経営権を引き上げたのですか。13年位頑張ってたんですね、日本人や台湾人、韓国人もよく利用してたにね。外資系のホテルの名前の変わるの早いですね。「あんみ通」ってなんですか?

  2. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    この文章 日本から来た友人を迎えに行く、30分前に書いたので、 説明不足でした。
    「あんみ通」という津軽三味線の女性2人組の名前です。
    ヨーロッパ アジアとコンサートツアーやっていて、日本の誰かわかりませんが、首相官邸でも演奏したことがあるそうで、
    沖縄 タイ ミャンマーと青森の2人組みですから、南に憧れが強いようです。

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