冬から一気に真夏へ


ミャンマーでは、3つの季節があるとされている。十数年前、ミャンマーの小学生の教科書で、ビルマ語を習った。そこには、乾期(涼季とかミャンマーの冬とも呼ばれている)暑季 、そして雨季がある。 それぞれ4ヶ月x3つの季節と習ったが、実際は雨季が半年くらい続く。10月の中ごろに完全に雨季が明けて、乾期が始まり、12月などは朝などは非常に寒い。
日本にいる方は、亜熱帯のミャンマーが寒いなんて、想像も出来ないだろうが、寒がりで虚弱体質の私は、寝るときは今もそうだが、必ず靴下はいて寝ている。1週間くらい前から、朝起きると霧?朝もや? 10メートル先は何も見えない。そして、少し前まで、観測史上最低気温を記録したとニュースで言っていたのに、日中はカーと暑くなって、アンダーシャツ1枚になっているくらいである。本当に、舞台の早変わりではないが、冬から一気に夏に突入のヤンゴンである。そして、4月の水祭りティンジャン(別名 ミャンマー正月)も過ぎて、5月になると雨季に入る。それからは長い長うんざりするような雨の季節が続く。
季節というのは、人間の性格にどれくらい影響を与えるのだろうか?長い長い雨季を耐え抜くしぶとさを持っている反面、冬から急転下夏に突入するように、短気で感情を一気に爆発させるミャンマー人も、いるにはいる。
有難いことに、私の周りにはいないが、、、

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