ミャンマーはパゴダの国です。全国に何万何千というパゴダが敬虔な仏教徒の信仰の対象になっていますが、やはり雄大さ優美さ歴史の古さにおいて、シュエタゴンパゴダに勝るものはありません。シュエタゴンパゴダは、灼熱の太陽に照らされて白金に輝き、夜はライトアップに黄金に輝き、雨の日によし、曇りの日によし、そしてこのように朝靄(もや)の中のシュエタゴンパゴダもまた雅趣があります。
シュエタゴンパゴダはビルマ族が建立したものではありません。モン族の女王シンソープが15世紀まだヤンゴンがダゴンと呼ばれていた時代に、建立中のパゴダの傍らに住み、ほとんどその生涯をかけて一心に建立したものです。今新首都ネイピードウに、同じシュエタゴンパゴダをそっくり建立する計画があるそうです。しかし、形そのままをコピーできても、歴史の重みシンソープ女王の御心までは再現できませんし、一体誰がありがたく参拝するのでしょうか?
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形だけで人心の掌握が出来るものではありません。
心が入ってこそ。人に気持ちが伝わっていくと思っています。あなたの言うとおりですね。
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3週間ほどヤンゴンを離れておりました。
返事が遅れました。
ブログのコメントが少ないので、ありがたく読みました。
「昔」が全ていいわけではありませんが、何か心を忘れた発展は、、、、望ましくないですね。