「世界遺産」を越える文化遺産(11世紀から13世紀)といわれるパガンの壮大なパゴダ群には驚かされます。真ん中にゴルフ場を作ったので「世界遺産」になれないなどいろいろ言われていますが。一方ヤカイン州ミヤウのパゴダ群(15~18世紀)は、山間部に散在していて、緑の原野の中に同化するように優美にしっとりと佇んでいました。
1979年と1983年に、本格的な学術調査、発掘が行われ、写真のコータウンパゴダも、8年前に来た時は80%以上が崩れ落ちて廃墟のパゴダでしたが、今回壮麗に修復されていたので驚きました。シッタウンパゴダ(8万パゴダこれは当時からの堅牢な建造物を今に伝えています)を越える、コータウンパゴダ(9万パゴダ)を造ったのでしょう。
大嵐の中、コータウンパゴダに行き内部を撮影しました。ロの字型の回廊にこのような仏像が何十もあり、壁にも夥しい数の仏像のレリーフがありまさに9万パゴダです。外見の方も修復が進み、こちらは次の日撮影に行きました。帰りにやはり大雨になり、近所の茶屋で20分間くらい雨宿りさせてもらいました。
*コータウンパゴダの規模はパガンでもなかなか見られない大きさです。