ヤンゴンの。。。黄昏時はさみしくて、

ヤンゴンの。。。黄昏時はさみしくて、
日が沈んでも、1時間近くヤンゴンの街並はあかるい。この何か不思議な明るさのぼんやりした時間が好きで、近くのインド人がやっているサテンで、ゆっくりぬるいコーヒー等飲んでいる。
今季節は、猛烈なスピードで乾季(涼季)から暑季に移行している。明け方少し涼しかったりしても、太陽が顔を出すと午前中から気温がぐんぐん上がってゆく。正午から午後3時くらいに、外に用事で出かけたんだが目まいがするほど暑かった。


涼しい季節からどうして「真ん中」がなくて、いきなり猛暑の季節になるのだろうか?
相変わらすの停電続き、これも慣れてしまえば、それが日常。ある夕暮れ日が沈んで、9階にある自室の窓辺から街並みを見ていると、各家庭に明かりがともりこの窓から見えているだけでも何百という家庭の明かりが見える。
そこへ突然停電。うちの方は通り一つ隔てて停電ではない。こんな決定的瞬間に遭遇することも稀だが、早いところは1分もしないうちにバッテリーに切り替えて、小さな明かりがポッと付く。続いて、どんどんバッテリーやジェネレーターで各家庭の電気が灯されてゆく。
反対の場合もある、うちは停電なのに通り向こうは煌々とあかりが付いている場合もある。また商店街などでは、うちのように電気の供給の境目に位置しているところでは、こちらの電線向こうの電線2つ引いているところもある。
日本で生活していたら、とても経験できないような生活がここにある。そして何事も人間というのは、慣れてくればそう不自由ではないということだ。