ミャンマーのハーブ

ミャンマーのハーブ
以前からハーブに興味を持っていた。ハーブティーやハーブオイルを自分で作れないかな~と考えて、ハーブの本など読んでも、英語名? あるいは和名で出ている。ミャンマー語の辞書と首っきりで調べて、10種類くらいミャンマー名が判明した。 早速朝市にミャンマー人のお供1名つけて、颯爽と出かけて行った。わずか20分くらいの間に8種類ものハーブが手に入った。  
まずショーガ(これがナイトミャンマーの料理はなりったない)、ミント(モヒンガーという有名な麺料理に入れる人もいる。香りがドライにしても強い)、乾燥ものでウイキョウ(イネ科だそうだ。素敵な香り)、丁子(クローブという、父親がブランディーのお湯割りに2,3個浮かべてゆっくり飲んでいたのを思い出す)、たんぽぽの根、生に戻ってレモングラス(これもイネ科の草だが香りがレモンのよう)、バラの花びらなどなど。これらを乾燥させてブレンドしてウォッカ(最近こんなお酒もヤンゴン市内で手に入る)に漬け込んだ。残りのハーブも田舎からスタッフの母親が持って来てくれたゴマ油に漬け込んだ。
丁子(チョウジ)は、ミャンマーの男達が噛みタバコ(和名でキンマ、ミャンマー語でコーン)の中に使っている。どれも市場で手に入ったように、ミャンマー人の実生活の中で使われている物ばかりで、日本のようにアロマ用品の店で売っている特別のものではない。
きっと、ミャンマー独自のハーブが探せば山ほどあると思う。ハーブの語源はラテン語で「草」と言う意味らしいので、本来すべての草花がハーブと言えるのかもしれない。乾燥したミントでミントティーとしゃれ込んだ、なんとも言えない甘い香りが部屋中に広がった。