マグエと、ミンブーとシュエセットーに行ってきた。①

マグエと、ミンブーとシュエセットーに行ってきた。マンダレー管区ミャンマー中心部
修復中のマグエパゴダ
マグエと、ミンブーとシュエセットーに行ってきた。
4泊5日の旅。10月24日(2009年)の夕方、タクシーでヤンゴンのアウンミンガラ長距離バスセンターに到着。午後5時15分発の長距離バスにのり
翌25日早朝6時マグエに着いた。 
帰りも夕方5時マグエ発で、13時間の長距離バスはやはりものすごく疲れた。ほとんど眠れないし、軽食とトイレタイムで4時間おきに2回停車した。 
ミャンマーに住んでいるのに、ミャンマーのテレビ、映画の類をここ5,6年全く見ない。それでバス旅行で車内で放映されているミュージックビデオやビデオ映画を、けっこう面白く見ていた。
1から4は、「行ってきました」に掲載されています


今回の旅で思ったのは、せっかくミャンマーに住んでいるのだから、もう少しミャンマーのテレビや音楽にも親しもう、、、と思ったが、ヤンゴンに戻ると、相変わらず、NHKとネットで日本語ばかりの生活に戻ってしまった。
今回訪問したマグエは、マグエ管区の中心都市、といってもそれほど大きな町ではない。エーヤワーディ川沿いにいくつか発展している町があるが、ここマグエもそのひとつである。宿の女主人ほか何人かに「マグエの人口」を聞いたが、誰も答えられない。それはこの町に限らず、ヤンゴンやマンダレーで尋ねても同じである。
政府の正確な調査や発表がないのだろう。それで個人的な感想だが、マグエは 小規模な町並みで、観光名所もマグエパゴダがあるのみ、これといって観光客を惹きつけるものはない。
2泊した宿は、ROLEX HOTEL となっているが、規模的にはゲストハウス。 外国人は1泊15ドル。 ローカルのシングル部屋は、2500ksだった。
場所はエーヤーワーディ(マグエ)橋入り口のすぐ近く。
大きなホテル 30ドルクラスのホテルも2,3つあったが、どこも満室だった。しかし、結局はこの街中にあるゲストハウスにして正解だった。食事に出るにも何をするにしても便利だった。
宿の女将は、ドウ・セインセイン (日本語に直すとダイヤモンド婦人)父親がパキスタン人の技師 母親がビルマ人。兄弟は8人だそうだ。夫は、8年前になくなり、息子と娘2名は、シンガポールの大学に留学中。ホテルと自宅が、、、というかホテルの中に彼女の部屋がある。
マグエと、ミンブーとシュエセットーに行ってきた。
ロレックス。ゲストハウス
来月子供たちが住むシンガポールに行くことを楽しみにしていると話されていた。マグエパゴダは、宿からサイカーで10分くらいの場所にあった。
ちょうどタディンジュの祭りが終わったばかりとかで、テキヤの店じまいをやっていた。 一人の愛想のいいおじさんとはなした。
「次は どこの祭りに行くの?」 と聞くと、マンダレーやピーなど3箇所で同時期に祭りがあるので、 みんな3箇所ばらばらに旅立っているそうだ。マグエパゴダは、ちょうどコモ(ゴザみたいな)で何枚も覆われて、修復中だった。
マグエと、ミンブーとシュエセットーに行ってきた
ゲストハウスのオーナーの家族の肖像
雨季が終わると、観光のシーズンとパゴダの修復シーズンが重なるので、往々にして修復中のパゴダ参りになることがある。それでも たくさんの善男善女が参拝に来ていた。
おばあさんを支えながら、長い回廊の階段を上る親子連れが目に付いた。
「おばぁさんは何歳ですか?」
と聞くと、いかにも律儀そうなおじさん、息子さんだろうか?
「80歳ですよ」
と答えてくれた。