タウンドゥインヂーからネーピドゥに向かう、旧街道。並木道が続く。
マグエ(マグエ管区)から山越えしてネーピドゥ(マンダレー管区)に行く、山中 バイオエネルーギーに使われる植物(ジェッスーピン)が植えられていた。
マグエからネーピドゥまで鉄道でもいけるが、1日1本しか動いていない。
立ち並ぶホテルのような公務員宿舎。
ヤンゴンでも見たことがないような近代的なガソリンスタンド
大きなショッピングモール 食料品 衣料品 バッグ 化粧品 レストラン 美容院 2Fにはゲームセンター・映画館まである。
修復中の巨大パゴダがあったタウンドゥインヂーからネーピドゥまでは、なだらかな低い山を少し上っては少し下り、だらだらと右に左に回りながら4時間山中をジープで巡りながらたどり着いた。
マグウェからだと西から東にネーピドゥまで6時間の行程である。しかし、普通 ヤンゴンからネーピドへは車やバス、鉄道で行く場合は、マンダレー街道を行くだろう。もちろん、飛行機が一番便利である。
今 ミャンマー好きの方に質問をしてみたい。「ミャンマーで一番きれいな町はどこか?」
普通、ピンウールイン(マンダレー管区)とか名前が挙がるだろう。ミッチナー(カチン州)もチャイントン(シャン州)も街中に花があふれなかなかきれいな町だった。しかし、新しく出来上がった、全く人工の町ネーピドウの美しさは何なのだろうか?
まるで外国に来たようである。公務員や軍で働く人たちの宿舎は4階建ての瀟洒なホテルのような建物、道路は8車線しかも、ミャンマーではここでしか見られないほど、中央分離帯に近代的な街灯が果てしなく立ち並んでいる。アメリカ映画でも見ているようである。
大きなショッピングモールの中には美容院、2階には映画館もあった。大きな公園、博物館、シュエダゴンパゴダに似せた黄金のパゴダ。(本物よりわずか4,5センチ高いとか)更にスケートリンクまで出来るとジャーナルには出ていたが。アイスではなくて、ローラースケート場だろう。しかし、なんとなく全体として殺伐とした人工的な印象はぬぐえない。
ただぴろい町でタクシーもない。車かオートバイがないと生活ができない町である。旧市街 ネーピドゥと名が変わる前のピンマナーに入ってゆくと、ミャンマーのどの町でも見られる猥雑感や、ごみごみした小さな建物を見て少しほっとした。
ネーピドゥのホテルは、ホテルゾーンというところに一箇所に集められていて、ピンマナーにある旧来のホテルには外国人は宿泊できないこともわかった。
それで、町の人にホテルゾーンのホテルはいくら位するのか聞くと、最低90ドルから120ドルというので、ネーピドゥでの宿泊をあきらめて、隣町まで車を飛ばし、5ドルの出来たばかりのゲストハウスに泊まった。
ヤンゴンに戻ってから、ネーピドゥにも40ドルクラスのホテルがあることを教えられたが、あのドアがよく閉まらなかった5ドルの部屋も忘れがたい。
その隣町から、ジープで10時間くらいかかってヤンゴンに戻ってきた。今年初めての5泊6日の旅が終わった。(2010年 1月)
☆G&Gのスタッフからの注意 今現在 ネーピドゥは観光の入域許可が下りません。バスや車で通過する事は可能です。