火炎樹では無く、鳳凰木

タンリン地区、チャイカウパゴダ通りのセインパン(鳳凰木)
タンリン地区、チャイカウパゴダ通りのセインパン(鳳凰木)
セインパン(ダイヤモンドの花という意味になる)の季節である。ティンジャン(水祭り)の後くらいから花が咲き始め、雨季に入ってもしばらく美しい花を咲かせている。花の色は赤 それも紅の真紅、ややオレンジがかった赤、黄色に近いオレンジなど数種類ある。
ミャンマーに関するどの本にも、このセインパンを火炎樹と記してある。しかし、火炎樹の花は、1つ1つが大きくその花の形が「火炎」の形態なので火炎樹と呼ばれている所以である。
セインパン(ダイヤモンドの花という意味になる)
セインパン(ダイヤモンドの花という意味になる)
私も6,7年前までは、この木を火炎樹と信じて疑わなかった。日本から70歳過ぎの活花の先生が来緬されて、この木が鳳凰木だと教えてくれた。
そういえば、日本に住んでいる時近くの公園に「火炎樹」と書かれた木があり、1つ1つの花が大きくセイパンとは明らかに違う種類であった事を、思い出した。
「縄文火炎土器」
縄文火炎土器」
火炎に関して、こんな記事を読んだ事がある。縄文式土器の「火炎土器」と呼ばれる炎が燃え立つようなデザインの、縄文人の豪快なエネルギーを感じる土器も、最近はこれは水しぶき、海水の渦巻き模様、水炎のデザインではないかと、しかし、水煙土器と名称が変わったとは聞いていない。

「火炎樹では無く、鳳凰木」への2件のフィードバック

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    ほんまに色んな事柄をよく覚えていますよね。なんにでも興味や関心があるんですね。6、7年前かそれ以前からヤンゴンライフと記憶してたブログからのファンです。その時、ヤンゴンで活躍中の紹介がありもみじ日本語学校を拝見して、コメントを書き込み中。この前の日曜日に報徳学園OB総会(今年100周年)に参加し、44年ぶりに会う先輩、同輩と楽しくたらふく飲みました。

  2. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0)
    火炎樹に関しては、ほぼ全員間違えていますね。
    しかし、ホーオウボク鳳凰木とするより、
    南方の亜熱帯の地に、火炎というのはいかにも語呂がいいですもんね。
    そういえばもみじの先生ともずいぶんお会いしてませんね。 前回書かれていた、ふるさとのふじ子さん、大丸の方 私はミャンマー在住14年目ですが、一度もお目にかかったことが無いです。 東京ゲストハウスのオーナーも、、、
    日本人会には2年前に入会しましたが、集会やパーティには1度も顔を出した事が無いので、、ね、

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