バングラディッシュに隣接するヤカイン州ミヤウに行った事を、たくさん書いてきました。これほど書くべきことが多い旅行も珍しい。1人の日本人と会わなかったが、この写真集に出会いました。ミヤウにある小綺麗なナワラッホテルに宿泊した時に、ロビーの本棚に、旅行者が置いていった本が本棚に並んでいました。他のホテルでもよくそんな本コーナーがありますが、日本語の本は無くこの大きな写真集だけが目に付いて中を開いてみると、、、。
写真集に関してメモを取っていたのですが、どうやら紛失してしまったらしい(後から出てきた 反省)写真家の関谷 巌氏の「ミャンマー写真集 遊行」とあり、著者で写真家の関谷氏ご本人が、このホテルに寄贈されたものです。今年の1月にホテルに宿泊されて、自筆のサインが写真集に記入されていました。昨年の日本国内の流行語に「品格」と言う言葉だったそうですが、この写真集は何か「品格」が漂う写真集だと感じました。
ミャンマーの歳時記や寺院、パゴダやお坊さんの写真に混じって、日本の寺院や日本の僧侶の写真も含まれており、「仏教」をテーマにされた写真集です。東大寺二月堂のお水取りは、遠くガンダーラから始まる仏教美術の拝火教の影響を今に伝えているし、同じく拝火教の影響と思われるミャンマーのミートンブエ(灯火祭)の写真もあります。
去年だったか? シュエタゴンパゴダの境内でも、関谷氏の写真展が開催されてて、写真集の中の多くの写真はその時一度拝見したものでした。表紙の写真は、バガンにあるマヌーハ寺院のもので、1059年モン人の王マヌーハが、タトンから連れて来られ幽閉の身で、この涅槃仏を造ったという。狭い空間いっぱいに窮屈に横たわる仏像は、マヌーハ王の幽閉の鬱屈した思いが漂う涅槃仏である。このマヌーハ仏を、写真集の表紙に使った関谷氏の狙いは何処にあるのだろうか?
東国原知事の品格・宮崎の品格
まずは、宮崎日日新聞の社説をどうぞ↓↓↓他者とともに築く生き方モデル宮崎日日新聞東国原英夫知事が、インターネットのブログ(「そのまんま日記」8月14日付)に書いている…