ビルマ語で書かれた歴史書、英雄譚、勇者物語に最も語られ王がいる。最も愛され最も有名な勇者王の一人に、チャンスィッター王がいる。1昨年初めて新首都ネーピードゥで開催されたアカデミー賞授賞式で(2006年の賞は2005年公開された映画が対象)このチャンスィッター王の物語「チャンスィーミン」が、作品賞と主演男優賞をルーミンが受けた。
チャンスィッターは、バガン時代に初めてビルマ全土を支配下におさめたアノーヤター大王の部下で4大勇者の一人である。王の元から逃れ18年間地方に潜伏したりしながら、ついにはパガン王朝44代の王に登りつめた。
1091年バガンで最大で一番美しいと言われているアーナンダ寺院を建立。最も典型的なパゴダ形式を誇るシュエズィーゴォン・パゴダも、アノヤター大王の跡を引き継いで完成させている。
そしてPhotoは、バガンのミンガバー村にチャンスィッター王が建立したナガーヨンパゴダ。丁度修復が行われていたが、今も現役で参拝者が多い美しいパゴダである。
オールドパガン地区からニューパガン地区に向かう道路を挟みナガーヨンパゴダの斜め前にあるのが、Photo2のアベヤダナー・パゴダ。
ものの本には、王妃アベヤダナーが、夫のチャンスィッター王がナガーヨンパゴダに篭(こも)っている間、王妃が夫を待つために造らせたパゴダとある。パゴダはそれ程大きくなく、中央に大きな仏像が安置され、その回りに回廊があり、その壁や天井にはナッタミー(天女)達の美しいフレスコ画が描かれている。保存状態はわりあい良好で、それ程観光客が来るパゴダではないが、管理している家の小さな娘さんが鍵と懐中電燈を持ってきてくれた。
チャンスィッター王とて、さまざまな王妃や女性と浮き名を流した王である。そもそも18年も地方に潜伏していたのも、モン族の王家から差し出された王妃を、アノヤター王の元に届ける間に、その王妃と恋仲になってしまい、アノヤター王から追放されたのであるし、他にも英雄色を好むの例えどうり、たくさんの愛妃がいたことが想像される。
王妃アベヤダナーは、けなげに王をひたすら待っていたのだろうか?それとも浮気封じに夫を見張っていたのかもしれし、しかし、パゴダの門も東西南北4つあるので、逃げるのも簡単だったのかもしれない。、、、、なんてくだらない想像を、ひんやりしたパゴダの中で考えていた。
★人が入れるのがテンプルと「バガン旅行2」に書いたばかりだが、この分類の仕方はあくまでも英語表記だけで、どの形式もビルマ語ではパゴダである。
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補足
管理している家の小さな娘さんが鍵と懐中電燈を持ってきてくれた、、、、、
こんな時は、心付けをお忘れなく。
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G&Gが使用しているバガンネットが閉じられているようです。ヤンゴン市中にある多くのネットカフェも使えません。
ベーダーが使っているMPTの方は、メールはOKです。
インターネットは1P開くのに、大げさでなく10分くらいかかりました。今回は5分くらい、、、早く平常に戻って欲しいです。
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観光ビザについて
「東京のミャンマー大使館で観光ビザ取得できます」
東京のミャンマー大使館に勤務する友人からメールの返事が来ました。
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観光ビザ、取れますよ。
ただ審査が非常に厳しく、日にちも結構かかります。
追加書類(会社から休暇証明書または在籍証明書、働いていなければ年金受給証明書、
非課税証明書などなど…)が必要。
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少し時間、日数などをかけてゆっくりビザ取得されてください。