ロンジーの値段

ミャンマーの男性用着物 ロンジーの値段
「ミャンマーの中央部 大田村」の一応関連ブログです。村に行く前にジャッパタンに到着した時、友人のAが「得度式にはロンジー着てください」と言う。
バタバタ旅支度して出てきたので、あいにく1枚もロンジーを持って来ていなかったので、ジャッパタンの市場で買い求めることにした。


ここが有名店ですと紹介された店で、1枚買い求めた。U GYAN という商標が入った高級ロンジーで値段は7300ks 今まで買ったどのロンジーより高い。今まで買った最高額が4500ksくらいでこれよりも質の良いものだった。
10年前にヤンゴンに来た頃750ksでコットンの安物のロンジーを10枚くらい買ったことがある。1200ksから1500ksの物は高級品だった。この10年でロンジーでみる限り物価が6倍になっている。
しかし、その10年前にミャンマー人の知人が「今より10年前1988年頃はロンジーは10ksで買えた。」と言っていた。この写真のロンジーの値段は7000ksですから、700倍ですよね。しかし、品質が違うとはいえ700倍はすごい。
Aの家で、Aが5歳の時の得度式の記録が出てきた。今から20年前である。その時の村人の寄付金と、今回弟の得度式の寄付金額を比べてみても、物価の推移が分かる。20年前ほとんどの村人が10ks 隣村の人たちは5ksが多い。最高額は村1番の金持ちの100ksだった。今回 村人は1万ksと5000ksが多い。なんと20年間で100倍になっている。
卵は10年前14ksくらいだった。今は100kする。 タクシーやバス代もかなり高くなっていて、何年か前の旅行ガイドブックに載っている金額では無理である。