先月 2007年度のアカデミー賞の発表があった。その件はマ・カインがすでにブログに書いている通りだが、私も11年連続してこの授賞式を、テレビや現地に実際に行きレポートしてきたが、今回のように女性の受賞者が全くいない授賞式は始めてである。
ごらんのように授賞式を伝える写真も、華やかな女優が一人も入っていないので、彩りにかける。作品賞、監督賞 主演 助演男優賞 4部門に輝いた映画「コウセッサ ターレイメ」を昨日観て来た。トレーダーズホテルの真ん前、サクラタワーの横にあるシェーサウン映画館で、アカデミー賞受賞の凱旋上映があっている。
夕方6時半からの時間帯、観客は半分くらい。女性客が大半。見終わっての感想は、ま~悪くはないけど、どうして主演を演じたナンダーラインが主演女優賞を受賞できなかったのか? 疑問が深まるばかりである。同じ映画のなかで2回目の主演男優賞のジョーイェアウンよりも、助演男優賞のモウディ(コメディアンで、私が見てきた期間で受賞したのは彼が初めてで、この受賞はよかったと思う)よりも、何よりナンダーラインが良かったのに、、、、
色々な噂が流れているが、演技や芸能界以外の理由で受賞できなかったのではないか、と言われている。詳しくはここでは言及しない。賞を与える機関のことを考えると少しは理解できると思う。
さて、村一番の美女(ナンダーライン)が、金持ちの息子(ヤンアウン アカデミー主演男優賞6回日常的に薄化粧しているらしい、若者には全く人気がないが、スターのオーラはすごい。)娘の兄がジョーイェアウン 父親がモウディ。主要な出演者が全員がメタボ体型。
いやはや往年の美男俳優もここまで太っても美男の役を、メタボ腹突き出して恥ずかしくもなく演じるところにビルマ映画のすごさがある?? 美人女優のナンダーラインも日本や韓国なら絶対ヒロインは無理。最近めちゃ太りしている。また、ナンダーラインの娘役で、キュートでスリムなメイガビャー、、美しい、、、。しかし、台詞をしゃべりだすと、もの凄い悪声。風邪引きのカラスのような声。幻滅。
アカデミー賞は、映画館で公開された作品のみがその対象になる。この年の映画数は、わずか6本。 市販されている映画ビデオは年間300本近い。しかし、ビデオ映画は賞の対象外である。わずか6本は淋しすぎるし、その中から賞を与える意味が本当にあるのだろうかと思う。しかし、アカデミー賞授賞式は、ミャンマーで唯一ライブ放送されるテレビ番組である。
女優たちの華やかな装いは、すぐさまジャーナルや雑誌、それにアカデミー・ファッションとして今年は、2冊くらい特別号が直ぐに発行された。そして、衣装にも最近はスポンサーが付くようである。さて、今回映画の話に戻すと、ストーリーのなかで必ず誰かが死ぬ。この映画ではヒロインのナンダーラインが発狂して最後はヨギ(在家の信者)になって亡くなる。その後妹を愛する兄は、頭を丸めて出家するところで映画が終わる。
男にしろ女にしろ最後は出家という終わり方も、ミャンマー映画のお約束。またかと思いながら、最後まで鑑賞したら、後ろの席の女子達は全員涙を流していた。ミャンマー人にとってはいい映画だったのだろう。
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ベーダーさん眼の具合はどうですか?
ミャンマーのアカデミー賞の知識はすごいですね。映画の話をしたら朝まで止まらないのでしょうね。日本では最近邦画がヒットしてます。三谷幸喜の作品は好きです、3丁目の夕日、くれないホテルなどなど。昨日東京ドームにてWBC野球が対中国との試合で幕が開きました。4-0で侍日本の勝利。王前監督の始球式、皇太子ご夫妻観戦。わが阪神タイガースも高知キャンプも無事終え、真弓阪神のペナントレースも3月末開始。
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授賞式だけが多分この国唯一の生放送だと思うので、
女優さんの衣装見るだけでも面白いです。
白内障の手術は、誰に聞いても15分というのに、私は1時間以上かかりました。経過はまずまずで後2週間くらいで両目つかえると思います。
日本にもどったっとき「3丁目の夕日」見ました。
『フラガール』も友人が薦めてくれたので見ました。
今 邦画が 勢いが出てきてますね。
「おくりびと」も、正月に来た友人の奥さんに原作を頂、感動しました。
たしか、22歳の頃〔33年前kな?)神戸に居た頃、阪神が優勝して大阪では橋から川に飛び込む人がたくさんいて、大変な騒ぎでした。 ちょうど友人と大阪で待ち合わせしてて、目撃しました。
ミャンマーでは暑いので子供は毎日川に飛び込んでいますが