「ミャッカラ・パゴダ」石階段で上まで上がれる。
「スータウンピッ・パゴダ」願い事がかなうという意味のパゴダ
長年行きたいと思ってたロイコー(ルインコー)にやっと行けた。戻ってきてからの、最大の感想は「寒かった」。
泊まったホテルは、10部屋あるらしいが、私の他にお客がいる気配が全くない。ロイコーは、2003年に一度入域が開放された地区だが、又すぐ閉じられて、外国人は入域できない地域に指定されていた。それが、又何年かぶりに開放されたと言うので、早速手続きを取った。
MTT 「ミャンマー観光局」で申請し、待つこと2週間。 以前は1ヶ月以上かかっっていたので、これでも早くなったそうである。 入域の許可だけで600ドルくらい取られるので、そこまでしてゆく価値があるかどうかは疑問ではあるが、
私としては、このカヤー州ロイコーに行くと、ミャンマー国内、7つの管区、7つの州すべてに行ったことになるので、まずは目標達成という意味が大きい。
カヤー州は、ミャンマーの北東部を占める一番大きな州シャン州のすぐ南、東隣はタイ国。小さな州である。産業は特にないが、お茶と蜂蜜が有名というので、土産に買ってきた。
入域が許可されたのは、カヤー州の中の州都ロイコーのみ、ロイコーはシャン州から入って車で20分ほどなので、大部分のカヤー州はいまだ入域規制地区である。
ロイコー自体も人口4万の、日本の田舎の町って感じで、車で少し行くと、これ以上は入域規制地区ということで、パダウン族(首長族)の村と、いくつか有名なパゴダを回るともう行くところがない。笑
しかも、一番有名でミャンマーの国営テレビで何度か見ていたタウンクエ・パゴダは修復中で美しいパゴダの先端部分は、筵(ムシロ)に覆われていた。
なので、ヘーホー空港から、ロイコーまでの車で7時間かかる道程が、一番の見所といえると思う。山、畑、畑にぽつんぽつんと立つ木々が絵に描いたように美しい。
道沿いに立ち並ぶ家々も、美しくどの村も豊かな印象を受ける。
インレー湖は、なぜ世界遺産に指定されないのかが不思議なくらいすばらしい湖だが、ほとんど知られていないが、ロイコーまでの道沿いに、インレー湖から3時間水路でつながる奥インレー湖の町サカーがある。インレー湖の後ろにさらに大きな湖があるのだ。
そこからさらに1時間南下すると、大きなダム湖のペッコン湖も車窓に眺めることができる。
そしてロイコーの街中を流れるビルー河にこの水路は続き、更にビルー河は、中国の山岳地帯から流れおちタイ国境をカレン州に流れ込む大河タンルイン河につながり、最後はモーラミャインからモッタマ湾に注ぎ込む。
今回インレー湖がタンルイン河につながっていることを初めて知った。
旅から戻った、まずはこれが第一報ということにしておこう。