冨士湖の竜神パゴダ


プヂ湖の続きである。
湖のすぐ近くに******パゴダと言うありがたいパゴダがあった。
どこでもそうだが寺院やパゴダでは境内は、舗装されていなくても裸足で歩行しなくてはならない。
階段と舗装されていない坂道を、裸足ではかなり痛かったが、日本人2名は「いたたたた、、、、」と、叫びながら上り下りだったのに、同行の2名のミャンマー人は別に痛くなさそうである。

パゴダには、女性の参拝客が5,6名いたが、彼女たちもあの石ころだらけの坂道も平気なのだろう。パゴダは、それほど大きくは無いものの、仏様が雨に打たれないように、コプラのような大蛇が傘のように後ろから仏様に雨が当たらないように守ったという、仏教説話のモチーフの仏像がある。

小雨が降って、この仏像を撮っていたら。きれいな虹がかかっていた。この大蛇と仏像は、割合どこのパゴダでも見られるのだが、ここではそのモチーフの仏像が20体ほどパゴダを、ぐるりと取り囲んでいるのである。
湖も近いし、私は勝手に竜神パゴダと名を付けてしまった。それとここは、すぐ横に僧院があった。普通パゴダは無人である。

丘の上のパゴダから僧院の建物が俯瞰できて、修行僧の寮だろうか、2階建ての大きな建物が、屋上に柱の鉄線があちこち延びているので、将来的には3階4階と増設してゆくのだろう。
この僧院に有名な僧侶がいらっしゃると聞いた。そのうちに、ミンテンカ先生亡き後モーヴィの名刹になるかもしれない。
さて帰り道、2号線に出ずに村の小道をジープで戻っていると、水牛が水浴びをしている池で、子供たちも土手から飛び込んで水牛と一緒になって水遊びをしていた。
ヤンゴン市内からわずか2時間しか離れていない村だが、空気の匂い時間の流れまで違う。そして、とびっきりの子供たちの笑顔に送られて、ヤンゴンまで戻ってきた。

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