1ドルの船旅

ヤンゴン周辺観光
ヤンゴン港は河の港です。 海からは何マイルもヤンゴン川を遡って、内陸に入り込んだ港です。ヤンゴン河に沿って道路が開発され、歴史も古く英国領時代に建設されたストランドホテルがあるので、ガイドブックなどにはストランドロードとなっていますが、ガイドや英語が出来る人以外の多くの一般のミャンマー人には、ほとんど通じません。普通ミャンマー人は、この道をカンナーランと呼んでいます。カンナーが「川端」ランは「道」の意味です。そう川端通りですね。
ストランドホテルの前から、ヤンゴン河の向こう岸ダラーまで、外国人は1ドルでフェリーに乗ることが出来ます。ミャンマー人は10ksです。10ksは約1円です。庶民のまさに足です。時々このフェリーに乗って、ダラーを散策します。特に目的があるわけではないのですが、河を1つ越えただけで、このあたりは橋もかかってないし、2階建以上の建物も無く、都会から直ぐに田舎町の雰囲気です。そしてダラーを出ると田植えを待つ大いなる田園地帯になるのです。


ヤンゴン周辺観光
PHOTOは、ランマドー(ダウンタウンの西部)の船着場です。ここから小船に乗っても行けます。ミャンマー人2名と私3名で800ksで、小船を借りてダラーまで行きました。
小船のいいところは値段は自由交渉、そして着岸場所も指定できることです。帰りは、ダウンタンの東部にあるボータタウンパゴダまで(1500ks)行きました。(9月14日のブログにボータタウンパゴダの写真が)田舎から来たミャンマー人に、外国人の私がヤンゴンを案内しているんです。(笑い)
ダラーは河を越えてもヤンゴン管区には変わりがありませんが、法規が少し違いこの地区ではオートバイに乗ることが出来ます。2つめのPHOTOは、ダラーの船着場にあるオートバイと自転車を預かっている店が数軒あります。 遠方からヤンゴン市内に通勤する人は、この船着場までオートバイで来て、これらの店に預けて10ksのフェリーに乗ってヤンゴンのダウンタウンまで通っているのです。