前回、ウ・レーとサヤーの違いを考察した。今回はアンケである。英語のUncleがなまってアンケである。、ミャンマー語は大体語尾がスーと消える。 日本語英語はその反対最後尾をはっきり言い切る。たとえばHotel日本語的にはホテル、タイ語やミャンマー語ではホーテェスカートも、スカーと発音し、後ろの発音がスーと消えてしまう。それで、アンケは見るからに金持ちのおじ様に使われる。
私は、やせていて恰幅も悪いし、第一この国では金持ちでもなんでもないので、ほとんどアンケと呼ばれたことがない。ウ・レーは、親戚のおじさんや、その辺のおじさんにも使う一般用語。ごく親しいおじさん(ちょっと年配になる)は、バーバーと呼ばれることもある。英語の床屋の発音と同じバーバーである。
以前雇っていたドライバーの孫達が、私のことをバーバーというので、「婆」に聞こえるので、それを止めさせたら、次にアンケになった。この孫たちだけが、私のことをアンケと呼ぶ。早く、いろんな人からアンケと呼ばれる身分になりたいな~。