ヤンゴンの朝食の店

ヤンゴンの朝食の店モーニングサービス
日本には朝食の専門店ってあるだろうか?喫茶店のモーニングサービスではない。家族揃って、車で朝食食べに少しおしゃれして出かけるのである。近所にそんな朝食の大型店が2軒ほどある。
「セータインチャー」
支店が何軒かあるようだが、本店はカンドーヂ湖の南岸にある。工事がこの10年ストップしては再開しまた現在ストップしている、ラウェー(ミャンマーのキックボクシング)の未完成の競技場の真横に位置する。 ほとんどの客が自家用車で来ているが、私はスタッフ達と歩いても5分くらいなので、徒歩で行くことも多い。


「ラウェーの競技場が完成すると、立ち退く」というので、4,5年前に店のスタッフも減り、一時客も相当数減少した。以下に述べるライバル店が人気を博したことも原因だが、私自身も2年くらい行かなくなった。
しかし、ミャンマーではヨクあることだが、競技場の工事が何度も中断され工事を始めて10年以上たっているがいまだに完成していない。それでセータインチャー店も、また盛り返してきて繁盛している。
まず店の名前がいい、セタインチャーとは、日本語に訳すと「お気に召すまま」「気が済むまで、」といった意味になる。
「Morning Star」
さてこちらも朝食の超有名店である。ここもネーミングが良い。「朝の星」、、か。場所はヤンゴン動物園の広い駐車場を借りて、5,6年前にオープンした。
とあるミャンマー人の飲食店のオーナーが、「誰もが思いつかない場所を、やっぱり頭がいい奴にはかなわないな~」と感心していた。
もともと動物園の駐車場だが、ヤンゴン在住の人でわざわざ動物園に車で来る人はごく少数。また朝食の時間は早朝6時半から10時くらいのもの、動物園は10時が開場なので、YCDC(ヤンゴン市役所)に交渉して場所を確保したのだろう。
店はもの凄く流行っている。いつ行っても常にお客が多い。また、スタッフの教育も行き届いていて、
仕事がきびきびと速く気持ちが良い。どちらの店もミャンマーの朝食の定番、焼き飯 ナンヂートゥッ モヒンガー スィーチャ ミッシェートーシェ シャンカワスエ ナンビャーなど、万人の口に合うもの
をさらりとした味付けで提供している。
うちの本店のスタッフ12名、姉妹店のスタッフ9名と、それぞれ店別に月に1回、2回は朝食会をしている。写真は、支店の方のスタッフと、「Morning Star」の本店にて。この店の支店は、サヤサン通りにある。実は支店のようになってしまった、サヤサン店の方が創業は古い。