12月の中旬から1週間ほど旅に出ていた。ミャンマーの中央部にある村で、友人の弟のシンピューブエ(得度式)があるというので、風邪気味なので行くかどうか迷っていると、もう3人分のバスチケット買ってきたというので、30分で荷造りしてアウンミンガラバスターミナルにタクシーで駆けつけた。友人の従兄弟と3人でバスに乗り込むと、午後3時ジャストにバスは北に向かって走り出した。
このバスは冷房ががんがん効いているので有名で、寒いので毛布を用意している人もいた。私も靴下はいてジャンバー着て防寒対策を取っていた。14時間掛かって午前6時に霧のかかったジャッパッタンの町に到着した。村にはここから更にオートバイで1時間半かけて行ったが、まずはこのジャッパッタンの町を紹介しよう。町の人に聞いたら人口25万位と言う話で、YOMA BANKもあるし、わりあいに大きな町だ。
カテゴリー: ミャンマー旅行
バガン旅行5 馬の床屋
大きなバリカンを両手で持って、馬の全身の毛を刈ってゆく。パガンで5日間雇っていた馬丁のおしゃべり男(19歳)が、ニャアウ地区に行った時に、「馬の毛を刈りたいんだけど1時間くらい時間いいかな」と突然言い出した。「馬の毛を刈る」というのをはじめて聞いたので、「馬の床屋?」と聞き直したくらいだ。何でも馬も最低1年に1回は、全身の毛を刈るのだそうだ。
バリカンは50年前に買ったアメリカ製とか、パガンに馬の毛を刈れるおじさんは独りしかいない。私が行った時期(10月17日から22日)は、観光客が極端に少ない時期だったので、馬車のおじさん達も仕事が無く、皆してこのおじさんの床屋を呼んでたので、10頭待ちでおしゃべり男コ・ピーソンの馬は明後日の予約になった。
パガン旅行4 真新しいホテルで初めての客
10月17日から22日まで、日本人観光客がおそらく1人もいないパガンに行って来た。 米国人も直ぐにびびってキャンセルが多かったそうだが、フランス・スペイン・イタリア・ドイツの観光客はほとんどキャンセルが無かったそうだ。
実をいうとパガンには、11回か12回目で今回も目的は観光ではない。まず宿泊地は、パガンの場合3つの地区からなっている。大型ホテルがエーヤワディ河沿いに並ぶオールドパガン地区、パッカーなどが好む安宿が多いニァウン地区、そして中型ホテルが60軒以上もあって、割高なホテルにレストラン、「** の歩き方」にも、ここに泊まるメリットは何も無い、とまで書かれているニューパガン地区の3つである。天邪鬼の私は、あえてこのニューパガン地区に宿を取った。空港からタクシーで7000ks。ちょっと古いがその「** の歩き方2005年版」に2つだけホテルが紹介してあるので、そのホテル名をドライバーに告げた。
バガン旅行3 「王妃アベヤダナーの胸のうち」
バガン旅行2 「パゴダと寺院と僧院」
Photoは、ニューパガンに程近いDHAMMA YA ZIKA PAGODA (ダマヤジカ パゴダ)の上から撮影した夕日です。10月21日 2007年) パガンは年中暑く乾燥した土地である。普通ヤンゴンを早朝便(あまりに早朝すぎるので旅行者には全く不評だが)で到着して、午前中に馬車や車で見て回る。中には自転車で回っている人もいるが、相当の体力がいる。そして昼食をとった後、午後の4時くらいまで休憩するのが、バガン観光の大体のスケジュール。パゴダでは何処でも裸足にならなくてはいけないし、猛暑の中では足の裏も耐えられない。
バガン旅行1
PYUという町
マンダレー街道を北上し、パゴー管区の地方都市ピューに行って来た。観光旅行ではないが、バスで往復した。連れのミャンマー人が、ガソリン代の値上がりでバス代も上がっているので、汽車で行こうという。汽車はミ(火)ヤターという中国語の火車の訳語だと思われる。
バス代片道4500ks 汽車だと700ksだと言う。 しかし、外国人は汽車は30ドルである。これをksに換算すると、今のレイトでは4万ks、実にローカルの57倍の値段。結局ローカルも外国人も同額のバスにした。(中には外国人を乗せないバスもある)1週間前に出発間際に、奇病発生でキャンセルしたバスの旅、今回も少し風邪気味を懸念しつつも出発した。
長距離バス
ガソリン代が値上がりされました理由で長距離バス(夜行バス)も料金が上がられました。ヤンゴン~バガンは20000チャット(約14ドル)、ヤンゴン/マンダレーは12000チャット(約10ドル)、ヤンゴン/ヘーホーは20000チャット(約14ドル)になりました。ヤンゴン/マンダレーはそれほど上がりませんが、バガンとタウンジーは多少高くなりました。
注:前は夜行バスで一番よいと評判がありました「Ye Thu Aung社」はマンダレーへ行かなくなりました。
シットウェー(ヤカイン州)
シットウェーは、ヤカイン州の州都で港町です。2年前にスマトラ沖の地震で津波の被害が大きく報道された時、「ヤンゴンは大丈夫ですか?」と云う問い合わせが何件かありました。あまり認識されていないのですが、ヤンゴンは海からかなり離れた河の港町です。(したがって津波の被害は全くありませんでした)
パテインの写真館
ヤンゴンの東の隣町がバゴーなら、西の隣町はパテインです。ヤンゴンの西方190kmに位置し、今はボンミャトン橋が出来て、ヤンゴンから車で2時間くらいで行けるようになりました。パテイン河はエヤーワディ河の中の大きな支流で、海に近い河口付近の川幅は、今まで見たどの大河よりも雄大です。その昔から交易港として栄えて来ました。今でも寺院やパゴダの意匠にもヒンズー教やモスリムの影響を見ることが出来ます。また意外に中国人も多く、米の貿易などに従事しているようです。ヤンゴンに負けないくらい有名なパゴダがたくさんあります。物価はヤンゴンに比べるとかなり安く、住むにはいい街かもしれません。★「ミャンマー写真館」に、「バテイン」がアップされています。覗いてみてください。